ネット銀行とは

近年、インターネット上でお金の取引ができるネット銀行を利用する方は増えていますよね。ネット銀行は、金利が高かったり、振込手数料が安かったりとメリットが多く誰にでも利用しやすいのが特徴です。

しかし、ネット銀行初心者の方はメリットデメリットをきちんと確認した上で口座を開設する必要があります。

きちんと情報を掴んでいないと、危険な目に遭ってしまう可能性も出てきますよ。

そこで、今回はネット銀行のメリット・デメリットについて解説します。振込のやり方なども紹介するので初心者の方は是非ご覧ください。

ネット銀行とは?普通の銀行との違い

ネット銀行の特徴

ネット銀行とは、インターネットを利用した取引、サービスを扱う銀行です。

ネット銀行の特徴として、基本的に店舗は持たず提携の銀行コンビニエンスストアのATMで取引をします。

通帳は発行されず、基本的にはキャッシュカードのみで取引を行うことになります。

人件費と店舗維持費がかからない分、ATM手数料や振込手数料が安く、また高い金利を実現できています。

インターネットバンキングの仕組み

ネット銀行では、インターネットバンキングという仕組みを導入しています。

インターネットバンキングとは、Web上で銀行口座の残高照会や振込ができるサービスを指します。

従来の銀行のように、店舗で銀行取引をしていた時代とは異なり、インターネット上で取引可能なのが特徴です。

ネット銀行を利用する4つのメリット

ネット銀行を利用するメリットは以下の通りです。

ネット銀行のメリット
  • 金利が高い
  • 振込手数料が安い
  • ATM手数料が安い
  • 24時間利用可能

では、順に見ていきましょう。

①金利が高い

ネット銀行は従来と比較して金利が高く設定される傾向にあります。

従来の銀行では、普通預金・定期預金金利の相場は0.001~0.002%ほどと低水準です。

銀行に100万円預けたとしても1年間で10~20円ほどの利息しか受け取れません。

ですが、ネット銀行の場合、普通預金・定期預金ともに金利が最大で0.2%とかなりの好金利です。

銀行に100万円を1年間預金すれば、2000円利息で受け取れる計算になります。
 ネット銀行によっては金利の他にもサービスやキャンペーンを利用することによって、さらに金利がお得になる可能性があります。

②振込手数料が安い

ネット銀行では、振込手数料は比較的安めに設定されています。

家賃や公共料金の振込を行っている方は、月々の振込手数料が気になりますよね。

 振込手数料で月数千円かかっているという方であれば、ネット銀行を利用すれば金額をもっと抑えることが可能かもしれません。
同じ銀行口座宛て 他金融機関宛て
東京スター
銀行
・無料 ・月3回まで無料(3回目以降は税込330円)
GMO
あおぞら

銀行
・無料 ・カスタマーステージによって月2~15回まで無料(以降、税込157円)
ソニー銀行 ・無料 ・毎月1回まで無料(以降、振込1回ごとに税込220円)

※公式サイト調べ

ネット銀行だと同じ銀行間はもちろん、他金融機関宛でも無料回数が設定されており非常にお得です。

銀行によっては、ポイントシステムを導入しているところもあり到達したランクやステージによって無料回数が増えることもあります。

振込の頻度が多い方にとっては嬉しいポイントですね。

③ATM手数料が安い

ネット銀行では、ATM手数料が無料になる回数が設定されています。

毎月一定の回数までは無料になる他、各銀行が実施しているサービスによってさらに手数料が安くなるところもあります。

引き出し 預入れ
東京スター
銀行
・月8回まで実質無料(翌月キャッシュバック) ・月8回まで実質無料(翌月キャッシュバック)
GMO
あおぞら
銀行
・カスタマーステージによって月2~15回まで無料(以降、税込110円/回) ・無料(個人口座をお持ちの方のみ)
ソニー銀行 ・月4回まで無料
※月5回目以降は税込110円/回
・無料

※公式サイト調べ

④24時間利用可能

ネット銀行は、原則24時間の利用が可能です。

従来の銀行であれば、銀行の営業時間内に店舗におもむいて取引を行う必要がありました。

しかし、ネット銀行であれば、残高照会振込スマホ片手に取引可能です。

引き出し、預入れも各種コンビニエンスストアの提携ATMでしたら24時間利用可能なので好きな時にお金をやり取りできます。

 メンテナンスや機器の故障などで利用できない場合もあるため注意しましょう。

ネット銀行のデメリット

ネット銀行を利用するデメリットは以下の通りです。

ネット銀行のデメリット
  • 店舗や通帳がない
  • ID・パスワードの管理が必要
  • インターネット環境が必要
  • 引落口座・振込口座に指定できない場合が多い

では、順に見ていきましょう。

①店舗や通帳がない

ネット銀行では、店舗を持たないところが多く、取引をする上で戸惑う方が多いかと思います。

対面での取引でないと不安に思う方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

また、ネット銀行ではキャッシュカードを使用した取引が主流であるため、通帳も発行されません。

普段から通帳を介した取引を行う方にとっては、抵抗を覚えるかもしれませんね。

②ID・パスワードの管理が必要

ネット銀行では、Webやアプリなどを使って取引するため、IDパスワードを設定してログインする必要があります。

そのため、IDとパスワードは常に管理が必要です。

 もし忘れてしまった場合、再発行などの手続きが必要になるため自分で分かるようにメモをしておきましょう。

③インターネット環境が必要

ネット銀行を利用する場合、インターネット環境は必須となります。

スマホからでも取引可能ですが、メンテナンスや故障などを考慮するとPCとインターネット環境は必要ですね。

日常的にインターネットを利用している方からすれば、取引にさほど抵抗はないかもしれません。

ですが、ネット環境になれていないとやりづらいところがあるのも事実です。

④引落口座・振込口座に指定できない場合が多い

ネット銀行の口座では、公共料金給与の引落振替口座指定できないことも珍しくはありません。

他にも奨学金住宅ローンの返済に対応していないネット銀行も多く、中にはクレジットカードにも対応していない銀行もありました

 自分の利用目的を考えて申し込む口座を決めましょう。

ネット銀行の振込のやり方!振込限度額はいくら?

ネット銀行の振込のやり方は従来の銀行とは違い非常に手軽になっています。

ATMに行く必要がなく、スマホPCから振り込みができますよ。

ネット銀行の振込のやり方

ネット銀行の振込の流れ
  1. ネット銀行のWebサイトorアプリにログイン
  2. 振込・振替のボタンを選択
  3. 振込金融機関を選択
  4. 振込先の口座番号・口座名義・振込金額などを入力
  5. 自分の名義などの個人情報を確認
  6. 振込用のパスワードを入力して振込完了

Web上でネット銀行の振込をした場合、自社宛他金融機関宛かで相手の口座へ反映されるまでの時間が変わります。

自社宛の場合、原則24時間リアルタイムで即時入金される場合が多いです。

他金融機関の場合、24時間即時入金されるかは相手の銀行口座のシステムによることが多いです。

ネット銀行の振込限度額はいくら?

ネット銀行では振込限度額は設定されている場合が多いです。

多くのネット銀行では、100万円が初期設定とされており、最大1,000~1,200万円まで振込上限を上げることができます。

最大限度額を超えるような振込をしたい場合には、郵送や事務所まで伺って相談してみましょう。

ネット銀行は危険?セキュリティチェックは入念に!

ネット銀行はまだ歴史が浅いため、「危険だ」「信用できない」という見方をする人も一定数はいらっしゃるでしょう。

実際に、不正に銀行口座にログインされフィッシング詐欺の被害に遭った方も多いです。

ネット銀行が対策しても、詐欺業者は隙間をついてあなたの身の安全を脅かそうとしてきます。

そのため、インターネット上の脅威には自分の力で立ち向かわなければなりません。

そこで、ネット銀行で被害に遭う危険性について見ていきましょう。

オンライン詐欺の危険性

オンライン詐欺の種類
  • フィッシング詐欺
  • ID・パスワードへの不正アクセス

フィッシング詐欺とは、既存のWebページに似たフィッシングサイトへのリンクを添付したメールを送り、口座情報を盗む手法です。

本物の業者と偽り、被害者に口座情報を入力させ抜き取る、という古典的なネット犯罪の1つとして有名です。

近年では、メールにウイルスを添付させ、不正出金させる手法も増え始めています。

また、クラウドサービスや端末上にID・パスワードを保存していた場合、不正アクセスによって盗み出されてしまい口座が恣意的に利用されてしまう危険性もあります。

不正ログインを防ぐ方法

ネット銀行を利用していて詐欺に遭遇する危険性を下げるには、次の3つが挙げられます。

不正ログインを防ぐ方法
  • 怪しいメールは見ない
  • 定期的にパスワードを変更する
  • セキュリティソフトを使用する

まず怪しいと思われるメールは見ないに越したことはありません。

フィッシングサイトに誘導される危険性があるため、金融機関の公式サイトなどをチェックしましょう。

そして、定期的にパスワードを変更しておくことも不正アクセスを防ぐ手です。

簡単に覚えられるようなパスワードではなく、複雑ですぐには覚えられないパスワードが望ましいでしょう。

セキュリティソフトを利用して、ウイルスの侵入を防止し不正ログインの危険性を下げることも重要です。

 ネット銀行などの金融機関を安全に利用するためには必須のツールだと言えるでしょう。

おすすめネット銀行3選

東京スター銀行

東京スター銀行は、提携ATMの手数料が月8回まで実質無料、振込手数料が本支店宛は無料、他金融機関宛が月3回まで無料です。

そして、普通預金の金利は、給与振替口座に指定することにより100倍になります。

普通預金金利 ・0.001%~0.10%
定期預金金利 ・6カ月:0.015%~0.205%
・1~5年:0.015%~0.205%
提携ATM手数料 ・月8回まで無料
振込手数料 ・本支店宛ては無料
・他金融機関宛ては月3回まで無料(3回目以降は税込330円)
各種サービス
キャンペーン
・年金振込口座指定で金利0.1%
・ご家族、ご友人に紹介するとプレゼントあり
(預金・運用商品購入で3,000円、ローン商品契約で10,000円プレゼント)

公式サイト調べ

GMOあおぞら銀行

GMOあおぞら銀行は、他金融機関宛の振込が最大15回と頻繁に振込する方にとってお得なサービスを提供しています。

新規口座開設から2ヵ月間は、デビットカードの利用金額によってキャッシュバックがされます(2021年1月1日~2021年12月31日まで)。

普通預金金利 ・0.001%
定期預金金利 ・1ヵ月以上~6ヵ月未満:0.02%
・6ヵ月以上~2年未満:0.03%
・2年以上~10年未満:0.02%
提携ATM手数料 【預入れ】
・無料(個人口座をお持ちの方のみ)
【引き出し】
・カスタマーステージによって月2~15回まで無料(以降、税込110円/回)
振込手数料 【GMOあおぞら銀行宛て】
・無料
【他金融機関宛て】
・カスタマーステージによって月2~15回まで無料(以降、税込157円/回)
各種サービス
キャンペーン
・新規口座開設から2ヵ月間、Visaデビット付キャッシュカードのご利用金額に応じて通常のキャッシュバックとは別に最大5,000円プレゼント
2021年1月1日~2021年12月31日まで

公式サイト調べ

ソニー銀行

ソニー銀行は、資産管理に重点を置く銀行であり、住宅ローンや株式の金融商品の展開が豊富です。

預金保険は元本1,000万円までかけられており、元本と利息が保障されています。

普通預金金利 ・0.001%
定期預金金利 ・1~3ヵ月:0.01%
・6か月~10年:0.02%
提携ATM手数料 【預け入れ】
・無料
【引き出し】
・月4回まで無料
※月5回目以降は税込110円/回
振込手数料 【ソニー銀行宛】
・無料
【他銀行宛】
・毎月1回まで無料(以降、振込1回毎に税込220円)
各種サービス
キャンペーン
【優遇プログラム Club S】
・取引状況に応じるステージ獲得によって、キャッシュバック率などが上昇

公式サイト調べ

まとめ

今回はネット銀行のメリット・デメリットから振込のやり方まで解説しました。

ネット銀行とは何か、初心者の方でも理解していただけたら幸いです。

最後になりますが、ネット銀行は便利なだけではなく対策しなければ危険性もあることを重々理解した上で契約・利用しましょう。

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