
民間の調査会社「MMDLabo株式会社」が2020年に行った調査※によると、格安SIM(スマホ)を利用している人の割合は15~69歳の間で20%を超えていることが分かりました。
※2020年3月格安SIMサービスの利用動向調査
実際に自分が使っているキャリアから格安SIM(スマホ)に乗り換えることに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、このようなお悩みを持っている方のために、格安スマホについて徹底解説します。
- おすすめ格安スマホ会社の紹介
- iPhoneの格安スマホについて
- 小学生におすすめの格安スマホ
- 格安スマホの月額料金が安い順ランキング
- よくある質問
格安スマホの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
おすすめ格安スマホ・格安SIM会社5選
まずはじめに、大手キャリアからの乗り換えを検討したい方向けのおすすめの格安スマホ会社を5社ピックアップして紹介します。
ワイモバイル(Y!mobile)
- 5年連続スマホ満足度No.1※公式サイト参照
- 家族で入ると割引がある
- 取扱い店舗数が多い
ワイモバイルはソフトバンクグループの中で格安スマホを扱っている会社です。ソフトバンクの回線を使っているため格安スマホと言っても通信状態が不安定になることはないでしょう。
料金プランは月額料金によって決まる「S」「M」「L」の3種類があります。また、家族で2回線以上契約すれば割引になるのが大きな特徴です。
ワイモバイルを扱っている店舗数が多いのも魅力です。ワイモバイルのショップは全国におよそ1,000店舗あります。
料金プラン | S | M | L |
月額基本料(税込) | 2,178円 | 3,228円 | 4,158円 |
家族割引適用時(税込) | 990円 | 2,178円 | 2,970円 |
高速データ通信料容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
速度制限時の通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
UQモバイル
- 通信速度第1位※公式サイト参照
- 同じ料金で使い続けられる
- SNSデータの消費量がゼロになる
UQモバイルはKDDIが提供しているau4GLTEを利用しています。
UQモバイルでは「くりこしプラン」があり、1年、2年と使っても料金が変わりません。
また、節約モードで利用すればTwitter、Facebook、LINEといったSNSのデータ消費がありません。
LINEを使って友達や家族と連絡を取り合ったり、Twitterで情報収集をすることが多い人には最適です。
料金プラン(くりこしプラン) | S | M | L |
月額基本料(税込) | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
高速データ通信料容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
速度制限時の通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
mineo( マイネオ)
- 顧客満足度No.1※公式サイト参照
- 今使っている端末がそのまま使える
- 料金プランがシンプルで分かりやすい
マイネオは「株式会社ケイ・オプティコム」が運営している格安SIMサービスです。au、ドコモ、ソフトバンクの回線を利用するプランを持っています。
「顧客満足度」「iPhone利用者に使われている」「おすすめしたくなる格安SIM」など様々な調査で高い評価を得ています。
対応できる端末は500以上(※公式サイト参照)あり、iPhoneにも使えます。もちろん、マイネオでも端末の販売をしているので、その中から選ぶのもありでしょう。
音声通話とデータ通信を使える「デュアルタイプ」プランの場合、月額1,298円(税込)からの支払いです。必要なギガ数に応じて月額料金が決まるシンプルな仕組みになっています。
月額基本料金プラン(デュアルタイプ) | Aプラン、Dプラン、Sプラン |
1GB | 1,298円(税込) |
5GB | 1,518円(税込) |
10GB | 1,958円(税込) |
20GB | 2,178円(税込) |
BIGLOBEモバイル
- 格安SIM顧客満足度No.1※公式サイト参照
- オプションが豊富
- 家族割がある
プロバイダとして25年の実績があるGIBLOBEが運営しているのがBIGLOBEモバイルです。
BIGLOBEモバイルでは基本的な通話・通信の他にも、様々なオプションを用意しています。
また、音声SIMの場合月額308円(税込)かかりますが、エンタメフリーオプションを使えば、対象サービスの通信料がかかりません。
家族で使う場合は2回線目以降が毎月200円割引になるサービスもあります。
音声通話SIM(電話+データ通信)料金プラン | 1年間(特典料金)・税込 | 1年後移行・税込 |
1ギガプラン | 770円 | 1,078円 |
3ギガプラン | 770円 | 1,320円 |
6ギガプラン | 1,320円 | 1,870円 |
12ギガプラン | 3,190円 | 3,740円 |
20ギガプラン | 5,170円 | 5,720円 |
30ギガプラン | 7,645円 | 8,195円 |
OCN モバイル ONE
- docomo回線通信品質総合No.1※公式サイト参照
- 通話料がお得
- 容量を気にせず音楽を聴ける
NTTコミュニケーションズが運営しているのがOCNモバイルONEです。ドコモ回線を利用している格安スマホ・SIM業者の中で通信品質の面において、高評価を得ています。
また、MUSICカウントフリーを使えば通信容量を使うことなく音楽が聴けるようになります。追加料金なしで、申し込みだけで利用可能です。
料金プラン(音声対応SIMカード) | 月額基本料(税込) |
1GBコース | 770円 |
3GBコース | 990円 |
6GBコース | 1,320円 |
10GBコース | 1,760円 |
OCN光を一緒に利用していれば月額料金が200円割引になります。
楽天モバイル
楽天モバイルは格安スマホ・SIM業者から、楽天独自の回線を利用したキャリアサービスをスタートしています。
楽天モバイルの料金プランはこちらです。
料金プラン(Rakuten UN-LIMIT VI) | 1回線目(税込) | 2回線目~(税込) |
0GB ~ 1GB | 0円 | 1,078円 |
1GB超過後~3GB | 1,078円 | 1,078円 |
3GB超過後~20GB | 2,178円 | 2,178円 |
20GB超過後~無制限 | 3,278円 | 3,278円 |
楽天モバイルは、契約事務手数料と契約解除料、MNP転出手数料がかからないも大きな特徴です。
おすすめの格安スマホの機種・端末にiPhoneはある?
格安スマホに変更すると機種・端末が大手キャリアに比べると限られてしまいます。その場合、iPhoneは使えるのかが心配な方もいるでしょう。
※利用できるiPhoneの情報は2021年4月27日現在です。
ワイモバイル(Y!mobile) |
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UQモバイル |
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mineo( マイネオ) |
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BIGLOBEモバイル |
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OCN モバイル ONE |
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小学生の子供におすすめの格安スマホは?
月額料金を安く抑えられるから格安スマホを小学生の子供に持たせたいと考える方もいるでしょう。この場合は家族割引や学割がある事業者を選ぶのがおすすめです。
小学生におすすめの格安スマホ・格安SIM会社
まずは小学生におすすめの格安スマホ・格安SIMを提供している会社をご紹介します。
ワイモバイル(Y!mobile)
ワイモバイルには家族割引の他に学割があります。学割を使えば、5歳~18歳の子供がいる家庭では、1年間1,100円割引(※2021年4月27日現在)になります。
また、小学生から高校生の子供を持つ親への調査では「スマホデビューに合わせてNo.1※」という評価を得ています。
※公式サイト参照
UQモバイル
UQモバイルでも5歳以上18歳以下の子供を対象に学割があります。
データが多いくりこしプランでは、月額2,728円(税込)が翌月から12ヶ月間990円(税込)になってさらにお得です。
学割を適用させるための注意点
小学生の子供に学割を適用すればお得にスマホを持つことができます。
しかし、事業者によって「申し込みのプランの縛り」や「対象の子供が新規契約の場合のみ」といった適用条件があるので確認が必要です。
例えば、UQモバイルの場合、今年の受付期間が「2020年11月20日(金)~2021年5月31日」と決まっています。
また、次の期間に学割があるとも限らないため、申し込みできる期間に手続きをすることをおすすめします。
月額料金の安さで選ぶおすすめ格安スマホランキング
※本記事紹介した格安スマホ業者の一番安く使えるプランの月額料金(2021年4月27日現在)を比較しています。
※特典や割引等は適用されていない料金です。
第1位:OCN モバイル ONE(税込770円)
- OCN光サービスの利用で毎月200円の割引
- 最低利用期間や違約金がない
- iPhoneの取扱い機種が比較的多い
第2位:BIBLOBEモバイル(税込1,078円)
- エンタメフリーでYouTubeなどがずっと楽しめる
- プロバイダ歴25年の実績がある
- 家族割で200円割引になる
第3位:mineo(税込1,298円)
- au、ドコモ、ソフトバンクの回線を選べるプランがある
- 余ったパケットを分け合える
- 初期サポートがある
おすすめの格安スマホに関するQ&A
・iPhoneの取り扱いが少ない
・キャリアメールが使えない
・基本的には設定や手続きを自分自身で行う必要がある
すべての格安スマホの会社に当てはまるわけではありませんが、概ねこのようなことに気を付けてください。
まとめ
この記事では、格安スマホについて深掘りして紹介しました。各社の強みや特徴がお分かりいただけたと思います。
携帯料金を可能な限り安く抑えたいと考える方は、記事内のランキングを参考にしてみてください。ただし、それぞれのプランで利用できるサービス内容に異なる部分があることも忘れてはいけません。
申し込む前にしっかりチェックして、自分にぴったりなプランを選びましょう。