
ポイント還元率や特典の充実さなどが魅力のゴールドカード。ここでは一般のクレジットカードとの違い、ゴールドカードの魅力やメリット、作るときの注意点を解説します。
本記事では、以下5つの特徴を持った方におすすめのゴールドカードを紹介しています。
- 20代向け
- 30代・40代向け
- 旅行好き向け
- ドコモユーザー向け
- ネットショッピング好き向け
おすすめゴールドカードを還元率順に記載したランキングも紹介しています。ゴールドカードをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
【20代におすすめ!】JCBゴールドカード
- 海外・国内旅行保険が自動付帯されている
- 家族カードが1枚無料
- ポイント有効期限が3年!
海外・国内旅行保険が自動付帯されている
出張や旅行などでよく飛行機に乗るという人に嬉しい補償サービスがついています。
病気・ケガ・事故などに遭った場合の保険ですが、このカードは海外旅行の場合最高1億円(※一部利用付帯)、国内旅行の場合は最高5,000万円の補償が受けられます。
その他、海外・国内の航空機が遅延した場合の補償も「自動付帯」となっています。遅延で生じた宿泊費・飲食費から、手荷物の紛失・遅延の際に生じたコストも補償してくれる充実の内容です。
家族カードが1枚無料
JCBゴールドは、家族カードの発行にかかる費用が1枚目は無料となっています。一般カードは1枚目から「440円(税込)」必要となっていることから、よりお得にカードが作れます。
作成枚数 | ゴールド(税込) | 一般カード(税込) |
---|---|---|
1枚 | 無料 | 440円 |
2枚 | 1,100円 | 880円 |
3枚 | 2,200円 | 1,320円 |
ポイント有効期限が3年!
JCBカードのポイントは「Oki Dokiポイント」という名前で付与されます。カード利用額1,000円(税込)につき1ポイントで加算されていきます。
ポイントは多いほど交換できる商品の幅やグレードも上がります。1年分延長されるのは大きなメリットと言えるでしょう。
年会費 | 11,000円(税込)※インターネットから入会で初年度無料 |
ポイント還元率 | 0.50%~5.00% |
国際ブランド | JCB |
申し込み条件 | 20歳以上 |
【30代・40代におすすめ】三井住友カード ゴールド
- 安心できるサポート体制
- ポイントが通常の2倍付与される
- 空港ラウンジが無料で使える
安心できるサポート体制
カードの盗難や紛失といったトラブルにあった場合は、24時間・365日受け付けています。そのため、休日・祝日・夜中など時間を問わずにいつでも手続きが可能なので安心です。
もしもの時もすぐに対応してくれるというのは、カードを持つ上で非常に重要なポイントといえます。
ポイントが通常の2倍付与される
前年度の利用金額に応じて「ステータス」が決まる仕組みとなっています。そのステータスによって付与されるポイントが異なります。
前年度の利用累計額 | ゴールドカード | 一般カード |
---|---|---|
300万円以上 | 50万円で300ポイント、以降10万円ごとに60ポイント | 50万円で150ポイント、以降10万円ごとに30ポイント |
100万円~300万円 | 50万円で150ポイント、以降10万円ごとに30ポイント | 50万円で75ポイント、以降10万円ごとに15ポイント |
50万円~100万円 | 50万円で100ポイント、以降10万円ごとに20ポイント | 50万円で50ポイント、以降10万円ごとに10ポイント |
空港ラウンジが無料で使える
国内にある30を超える主要空港をはじめ、ホノルル・ハワイでの空港ラウンジを無料で利用できるのも三井住友カード ゴールドの強みです。
サービス内容は空港によって異なりますが、登場時間まで広々としたソファで休めたり、ドリンクを無料で楽しめたりといった、快適な空の旅をサポートしてくれる内容となっています。
年会費 | 11,000円(税込)※インターネットから入会で初年度無料 |
ポイント還元率 | 0.50〜5.0% |
国際ブランド | Visa/Mastercard® |
申し込み条件 | 30歳以上 |
【旅行好きにおすすめ!】アメリカン・エキスプレス・ゴールド
- ポイントが貯めやすい
- 海外・国内旅行での付帯サービスが充実
- 安心の不正利用対策
ポイントが貯めやすい
AMEXゴールドは、カードの利用額に応じてポイントが付与される仕組みを採用しており、有効期限が3年と長めです。さらに、ポイントを1回交換すると無制限にすることもできます。
そして「メンバーシップ・リワード・プラス」は提携会社へのマイル・ポイントの交換率をアップしてくれます。年間3,300円(税込)の手数料が必要ですが利用する価値は十分あると言えるでしょう。
海外・国内旅行での付帯サービスが充実
国内外問わず、様々な旅行関係の補償・保険・サポートサービスが充実しているのが特徴です。海外旅行の傷害保険は最高1億円まで補償してくれます。
安心の不正利用対策
クレジットカードを使ったネット通販をする人も多い昨今、ネット上での不正利用の被害は後を絶ちません。
さらに、購入をしたほとんどの商品において盗難・損壊などの被害に遭った場合、90日間年間最大500万円まで補償してくれるサービスもついています。
年会費 | 31,900円(税込) |
ポイント還元率 | 0.50%~1.00% |
国際ブランド | American Express |
申し込み条件 | 20歳以上 |
【ドコモユーザーにおすすめ!】dカード GOLD
- docomo会員はさらにお得
- ケータイ補償が手厚い
- 本人認証サービス(3Dセキュア)に対応している
docomo会員はさらにお得
ドコモのスマホや光回線を契約している人は、利用料金が1,000円ごとに10%のポイントが還元されるのが特徴です。
例えば毎月の利用料金が1万円程度の場合、年間で約12,000ポイントが付与されるという仕組みです。
ケータイ補償が手厚い
ゴールドカードのみの特典として「ケータイ補償」が用意されています。盗難な紛失によって携帯電話・スマホを買い替えた費用を最大10万円まで補償しくれます。
本人認証サービス(3Dセキュア)に対応している
ネット通販など、インターネット上でクレジットカードを使う場合に「本人認証」を行うことでさらに安全に利用できる方法です。
本人認証サービスを利用すると、「なりすまし」による不正利用が防げるのがメリットです。カードによってはこのサービスを導入していないものもあります。
年会費 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 1.00~4.00% |
国際ブランド | VISA/Mastercard |
申し込み条件 | 20歳以上 |
【楽天市場ユーザーにおすすめ!】楽天ゴールドカード
年会費が低水準
ゴールドカードといえば、年会費が1万円以上かかることも多いです。楽天ゴールドの場合は2,200円(税込)なのでハードルはそれほど高くはないといえます。
誕生月に楽天市場・ブックス利用で+1倍
楽天ゴールドで新しく追加された機能で、誕生月にし楽天市場または楽天ブックスを利用するとポイント付与率が+1倍となります。
ETCカードが無料で付帯される
一般カードでは年間550円発生するETCカードですが、ゴールドであれば無料です。普段ETCを使う人にとっては無料で発行されるのはメリットといえます。
年会費 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 1.00~5.00% |
国際ブランド | VISA/Mastercard/JCB |
申し込み条件 | 20歳以上 |
還元率で選ぶゴールドカードおすすめランキング
※本記事で紹介したクレジットカードの中の基本還元率を比較しています。
※情報は2021年3月31日時点です。最新のものとは異なる場合があります。
※還元率が同率の場合は最大還元率が高いものを上位に記載しています。
第1位 楽天ゴールドカード 1.00~5.00%
- 年会費が2,200円(税込)で持てる
- 国内空港ラウンジが年2回無料
- 利用可能額は最高200万円
第2位 dカードGOLD 1.00~4.00%
- dカード特約店でポイントアップ
- 国内・ハワイの主要空港ラウンジを無料で利用できる
- dポイントクラブ優待がある
第3位 JCBゴールド 0.50%~5.00%
- 最短翌日カードお届け
- 一定条件を満たせばアップグレードの案内もある
- ゴルフ場の予約やグルメ優待などのサービスが充実している
ゴールドカードの持つ魅力とは?
ゴールドカードを持ったことがない方、または検討をしている人へメリットや魅力を紹介します。ゴールドカードにはどんな魅力があるのでしょうか?ぜひチェックしてください。
ステータス性が高い傾向がある
ゴールドカードのメリットの1つには、ステータスが高い傾向がある点が挙げられます。ステータスとは、カードのランクのことを指します。
日本ではあまり意識をすることがないかもしれない側面ですが、海外では身分保証の目的でカード提示・決済を行うことも多いと言われています。
特にホテルでのチェックイン手続き・レンタカーの手続きに「預り金(デポジット)」を請求されるケースもあります。
ゴールドカードを持っていると「支払い能力がある一定以上ある」と判断をしてスムーズに進むことも。
優待・特典が充実している
ゴールドカードは一般カードにはない、あるいはもっと充実した優待サービスや特典が受けられます。サービス内容はカードによっても異なります。
一例ではありますが、ゴールドカードに付帯されている特典内容を紹介します。
- レストランやホテルでの割引・特別価格
- レジャー施設での割引
- チケットの優先予約権
一般カードにはないサービスが豊富なので、上手に活用すると上記のような特典が楽しめるようになっています。
ポイント還元率が比較的高い
ゴールドカード | 一般カード | |
JCBカード | 0.50%~5.00% | 1.0~3.0% |
dカード | 1.00%~4.50% | 1.0~3.0% |
楽天カード | 1.00%〜5.00% | 1.0〜3.0% |
上の表からも分かる通り、一般カードよりもランクがゴールドのもののほうが還元率が高いです。もちろん全てのゴールドカードにおいて同じとは限りませんが、多くが還元率においても優位です。
利用限度額が高くとられている
ゴールドランクのカードは、一般・レギュラーカードと比べて利用限度額が高く設定できるところが特徴です。
もちろん申し込み者の経済力やカードの種類・審査によっても様々ですが、100万円以上が多いです。
保険・補償内容が充実している
一般カードにも保険や補償が付帯されている傾向にありますが、ゴールドの方がさらに内容や種類が充実してることが多いです。
クレジットカードに付帯されている主な保険には「旅行傷害保険」と「ショッピング保険」の2つです。
旅行傷害保険
旅行傷害保険は、海外や国内旅行中に事故や病気・ケガの際に落りる保険のことです。
保険の適用には「利用付帯」「自動付帯」の2パターンがありますが、一般カードは「利用付帯」であることが多いです。
対してゴールドカードは「自動付帯」であることも少なくないです。自動付帯とは、カードを持っているだけで保険が適用されるルールになっています。
旅行代金をカードで支払わないと保険が受けられない「利用付帯」よりもずっと利便性が高いことがいえます。また補償額も基本的に大きく異なります。
この保障では、紛失費用補償・航空便の遅延の際に発生した補償なども含まれていることもあります。
ショッピング保険
カードを使って買い物をした商品が盗難・破損にあった場合、購入をした日からカード会社の定める期間まで遡って補償が受けられるものです。
一般カードによってはついていないことも多いですが、ゴールドカードの多くにはショッピング保険が用意されています。
トラベルサービス
一般カードにも旅行など移動に関する様々なサービスを付帯させているものもあります。
飛行機をよく使う人や、ビジネス利用などでもゴールドカードは便利な決済ツールだと言えるでしょう。
ゴールドカードを持つ際の注意点
ゴールドカードには一般カードにない魅力や強みがあります。そんなメリット満載のゴールドカードですが、いくつかの注意点があります。
もちろん全ての人にとってこれから紹介する項目が当てはまりとは限りませんが、検討の際に知っておくことでより自分に適したカードを選ぶ手助けになるでしょう。
年会費がやや高い
一般カードは年会費を「無料」もしくは1,000円程度のところが多いです。持っているだけでもそれほどコストにならないので、クレジットカードを初めて作る人におすすめです。
会社によっては「初年度年会費無料」や「2年目以降は利用額に応じて割引あり」など割引がある場合があります。しかし基本的には、ゴールドカードは年会費が発生するものです
審査通過が難しい傾向がある
一般カードにも申し込みをした際は必ず「審査」を受けますが、ゴールドカードは一般的にさらに厳しい審査をクリアしなければ作れないと言われています。
もちろん信用情報に傷がついている人は審査において不利に働くことは言うまでもありません。
おすすめのゴールドカードに関するよくある質問
まとめ
ゴールドカードの特徴や注意点、そして20代・30代・40代におすすめしたいカードを紹介しました。
ゴールドカードは一般カードにはない特典やサービスが用意されていますが、カードごとに内容は異なります。メリットだけでなくデメリットもあるため、検討比較することが大切です。
本記事で紹介したランキングを参考に、ぜひ自分にとっての最適の1枚を見つけてくださいね。