
クレジットカードは、利用するお店やサービスで使い分けると得することが多いです。
「何を使っても同じでしょ?」と思って何気なく使っていれば、得られる特典やサービスを受けられないかもしれません。
普段よく行くお店やインターネットで使っているサービスを振り返ってみるとメリットがありそうなカードが分かってきます。
この記事では、お得なクレジットカードを選ぶポイントを知ることができます。また、使うシーンに分けておすすめのカードを紹介しています。
Contents
還元率やマイナポイントでお得!おすすめクレジットカード3選
ここから、カードの特徴や使う場面でお得なクレジットカードを紹介していきます。最初は、還元率やマイナポイントでおすすめのカードです。
※マイナポイントはマイナンバーカードの取得や申し込み申請が必要です。
※基本的に2021年3月末までにマイナンバーカードを申し込みした人が対象です。
dカード
dカードは、NTTドコモユーザー以外にもお得なクレジットカードです。マイナポイントも最大5,000円分のdポイントが付与されます。
他にも、マクドナルド、スターバックス、ドトールコーヒーなどでも通常より多くのポイントが貯まります。
年会費 | 無料 |
還元率 | 1.0%~4.5% |
ポイント | dポイント |
ブランド | VISA、Mastercard |
出典:公式ページ
楽天カード
楽天カードは、100円の利用で楽天ポイントが1ポイント貯まります。マイナポイントの対象者であれば、2021年9月30日(木)まで利用した分の25%(5,000円上限)がポイント付与されます。
例えば、楽天市場で1,500円の本を買えば、45pの楽天ポイントになります。また、入会でもれなく5,000ポイントプレゼントを常時開催しています。
年会費 | 無料 |
還元率 | 1.0%~3.0% |
ポイント | 楽天ポイント |
ブランド | VISA、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS |
出典:公式ページ
Orico Card THE POINT(オリコカードザポイント)
オリコカードザポイントは、100円の利用でオリコポイントが1ポイント貯まります。マイナポイントも付与率25%で最大5,000円相当のオリコポイントが獲得できます。
最大50万円までの利用額が上限ですが入会後還元率がアップするのは大きなメリットです。
例えば、新しくスーツを作ったりパソコンを買い替えたりするなど、大きな出費がある場合はたくさんのポイントを獲得できます。
また、貯まったポイントは、他社のポイントへ移行して使うことも可能です。Tポイント、Pontaポイント、dポイントに移行すれば交換率が変わりません。
- Tポイント⇒1,000ポイント
- ポイント⇒1,000ポイント
- dポイント⇒1,000ポイント
このようにポイントの使い勝手が良いのもオリコカードザポイントの特徴です。
年会費 | 無料 |
還元率 | 1.0%~2.0% |
ポイント | オリコポイント |
ブランド | Mastercard、JCB |
出典:公式ページ
車をよく利用する人がお得になるクレジットカード
「通勤で車を使っている」「休日は車で遊びや買い物に出かけることが多い」「高速道路を使うことも多い」など車をよく利用する人が得するクレジットカードを紹介します。
イオン E-NEXCO pass カード(WAON一体型)
こちらのイオンカードはWAON POINT
をE-NEXCOポイントに交換して使うことができます。
例えば、WAON POINT1,000ポイントでE-NEXCOポイント1,200ポイントに交換が可能です。それぞれ1ポイントは1円相当の価値があります。
年会費 | 無料 |
還元率 | 0.5%~1.33% |
ポイント | WAON POINT |
ブランド | VISA、JCB |
出典:公式ページ
ENEOSカード S
ENEOSカードSを使って、ENEOSで給油をすればガソリンや軽油が1リットルにつき2円安くなります。
2年目以降の年会費も年に1回以上利用すれば無料になります。常に給油をしていれば、実質無料とも言えるでしょう。
夫婦、子供や親が車を使うのであればガソリン代の節約額も大きくなります。またENEOSのロードサービスも使えます。
不慣れな道を運転していて、トラブルがあったときでも、電話をすれば駆けつけてくれるので安心です。
年会費 |
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還元率 | 0.6%~2.0% |
ポイント | ENEOSカードポイント |
ブランド | VISA、JCB |
出典:公式ページ
シェル-Pontaクレジットカード
シェル-Pontaクレジットカードは、シェルのSSで給油すると1リットルでPontaポイントが2ポイント貯まります。
ガソリンの値引きではなく給油でポイントを貯めたい人に向いています。年会費は年1回以上の利用で翌年無料です。
年会費 |
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還元率 | 1.0%~4.0% |
ポイント | Pontaポイント |
ブランド | VISA、Mastercard |
出典:公式ページ
ETCカードでお得なのは?
ETCカードではすでに紹介しているカードですがオリコカードザポイントがおすすめです。
こちらも紹介済みですがシェル-PontaクレジットカードのETCカードもメリットがあります。
例えば、高速道路を1万円分も使えば100Pontaポイントになります。高速道路を利用する機会が多い人にとってお得です。
鉄道利用や定期券でお得さを感じられるクレジットカード
「電車をよく利用する」「定期券を買って通学している」「鉄道の旅が趣味」といった人がお得さを感じられるクレジットカードを紹介します。
JRE CARD(Suica付)
JRE CARDは、JR東日本グループが発行しているクレジットカードです。ここで紹介しているのは、JRE CARDのSuica付きです。
しかし、JRE優待店で利用すれば、100円の利用で3ポイントがすぐに付与されます。さらに通常利用分も後から付与されるので、還元率は3.5%と高くなります。
アトレ、アトレヴィ、ビーンズなど多くの優待店がある点も強みの1つです。さらに、えきねっとで新幹線の券を購入すれば1,000円につき15円相当のJRE POINTが貯まります。
年会費 |
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還元率 | 0.5%~4.3% |
ポイント | JRE POINT |
ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
出典:公式ページ
J-WESTカード「エクスプレス」
J-WESTカードはJR西日本が発行しているクレジットカードです。このカードを使えば東京から鹿児島、東京から金沢までの新幹線料金がお得になります。
また、エクスプレス予約で新幹線を使ったときに貯まるポイントを利用すればグリーン車にアップグレードも可能です。
これは、「グリーンプログラム」と言って普通車料金でグリーン車に乗れるサービスです。1回でも予約サービスを利用すれば、年会費の元を取ることはできるでしょう。
年会費 | 1,100円(税込) |
還元率 | 0.5%~ |
ポイント | J-WESTポイント |
ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
出典:公式ページ
携帯電話サービスでお得に選ぶならこのクレジットカード
携帯電話会社は、利用すると特典があるクレジットカードを発行していることが多いです。どのようなカードがあるのかを解説します。
dカードGOLD
dカードGOLDは、NTTドコモユーザーであれば作って損はないでしょう。年会費が1万円以上かかりますが特典やサービスでカバーすることが可能です。
例えばdカードGOLDの特典として、ドコモ携帯やドコモ光の利用料金1,000円(税抜き)ごとに10%のポイントが貯まるなどがあります。
通常の利用でも、100円につきdポイントが1ポイント貯まります。これは、最初の還元率の項目で紹介したdカードと同じです。
また、最大10万円までの携帯電話の保証が3年間ついています。高額なiPhoneが万一壊れたりしてもdカードGOLDを持っていれば安心です。
さらに、国内・海外旅行傷害保険の付帯、空港ラウンジが無料で利用できる特典もあります。
年会費 | 11,000円(税込) |
還元率 | 1.0%~4.5% |
ポイント | dポイント |
ブランド | VISA、Mastercard |
出典:公式ページ
au PAY カード
auの携帯電話サービスなどを利用しているなど条件が揃えば年会費無料で使えます。100円の利用でPontaポイントが1ポイント貯まりますがさらにお得なのはau Payの利用です。
また、マツモトキヨシや紀伊国屋書店などポイントアップ店で利用すればさらにお得になります。
年会費 | 無料※条件あり。公式ページ参照 |
還元率 | 1.0%~2.5% |
ポイント | Pontaポイント |
ブランド | VISA、Mastercard |
出典:公式ページ
付帯サービスでお得なクレジットカード
最後に、映画やネットショッピングで得するクレジットカードを紹介します。
dカード
すでに、dカードは登場しましたがメルカリをよく利用する人にはさらにお得です。メルカリはdカードの特約店になっており、還元率が通常よりも高くなっています。
シネマイレージカードセゾン
ポイントが貯まれば映画を無料で楽しめるカードです。ブランドは2種類ありますが、年会費を考慮するとMastercardがおすすめです。
MasterCardは初年度は無料、2年目以降は年1回以上利用すれば無料になります。対して、AMERICAN EXPRESSでは年会費が3,300円(税込)かかります。
月1回ペース程で映画鑑賞をすれば年に2回は無料です。通常料金で1,900円するのでこの特典は大きいです。また毎週火曜日は会員価格で観ることも可能です。
さらに、1分間映画を観ると1マイルのシネマイレージサービスがあるのも特徴的です。貯まったマイルは、ドリンクやポップコーン、オリジナルの特典に交換できます。
年会費 |
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還元率 | 0.5%~1.0% |
ポイント | セゾン永久不滅ポイント |
ブランド | Mastercard、AMERICAN EXPRESS |
出典:公式ページ
Amazon MasterCardクラシック
その名の通り、Amazon.co.jpの利用が多い人にメリットがあるカードです。
Amazon.co.jpの利用で、100円につきAmazonポイントが1.5p貯まります。通常の利用でも1ポイントあり還元率は1%です。
貯まったポイントはすぐに支払いに充てられます。まとまったポイントを貯める必要がないため使いやすいです。
年会費 |
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還元率 | 1.0%~1.5% |
ポイント | Amazonポイント |
ブランド | Mastercard |
出典:公式ページ
お得なクレジットカードを選ぶポイントは?
一言で「お得」と言っても万人受けするクレジットカードはないでしょう。つまり使う人によって「お得」なカードは違うということです。
なぜなら、カードによって、年会費・ポイント還元率・付帯サービスなどさまざまな特徴があるからです。ここでは、お得なクレジットカードを選ぶポイントについて解説します。
日常でクレジットカードを使う場面を振り返ることが大切
例えば、イオンカードには「毎月20日・30日のイオングループの買い物代金が5%オフ」になる特典があります。
イオンを日常生活で利用する機会が多い人はお得です。逆に、ほとんど行かない人にとってはあまり意味がない特典になります。
なんとなく手元にあるクレジットカードを使っていませんか?そのときこのサービスに合うカードはないかと探してみるのも一つの方法です。
また、頻繁に利用するお店では、クレジットカードを勧めてくることもあります。携帯電話の相談でお店に行ったときなど覚えがありませんか?
「勧誘か…面倒くさい」と思っても実はお得なカードだったりします。時間があれば、話を聞いてみてください。メリットを感じられることもあるでしょう。
まずはポイント還元率と年会費で選ぼう!
クレジットカードで得するのはポイント還元です。できるだけ還元率が高いものがいいです。還元率が高いカードであっても以下のようなデメリットがあれば使いにくくなってしまいます。
- 他社へのポイント移行率が悪い
- 一定量貯めないと移行できない
- 有効期限がある
いざ使うおうとするとき、使い勝手が悪いこともあるので注意が必要です。有効期限が長く1ポイントでもあればすぐに使えるようなカードが理想です。
年会費は無料のものがおすすめです。しかし、年会費がかかったとしてもカードの利用額次第ではお得になるカードもあります。
例えば、ドコモのdカードGOLDです。年会費が11,000円(税込)かかります。しかしポイント還元で十分に元を取れます。そのうえ、ゴールドカードならではの特典も受けられます。
特典やキャンペーンで選ぶ
エポスカードのようにカラオケの割引や飲食店でドリンクサービスを受けられるなど特典がついたカードもあります。
確かにエポスカードは還元率が常に1%以上あるカードに比べれば還元率が高くありません。しかし、特典があるのが魅力です。
また、入会から3か月間、6か月間はポイントアップ特典を用意しているカードもあります。引っ越しをして新しい家具や家電を買うなど大きな出費があるときに役に立ちます。
お得なクレジットカードに関するよくある質問
まとめ
本記事では、利用シーンに応じてお得なクレジットカードを12枚紹介しました。
この場合、どちらも作ることをおすすめします。クレジットカードは、複数持って場面ごとに使い分けるのがお得な使い方とも言えるからです。
ただし、一度にたくさんのカードに申し込みをすると、審査に影響する可能性があります。2枚目、3枚目を作るときは計画的に行うようにしましょう。