
今は消費者金融だけでなく、銀行のカードローンを利用する人も増えつつあります。提携ATMから簡単に返済手続きができる手軽さも、人気の理由の一つではないでしょうか。
みずほ銀行のカードローンでは事前に返済シミュレーションもできるため、月々の返済額に不安を感じている人も無理のない返済計画を立てて安全に借り入れができるでしょう。
そこで今回は、みずほ銀行カードローンついて金利や審査難易度、返済方法などを詳しく解説していきます。
Contents
みずほ銀行カードローンとは
申込条件 | 契約時に満20歳以上満66歳未満で、継続して安定した収入を得られることが見込める人 |
金利(実質年率) | 2.0%~14.0% |
利用限度額 | 10万円~800万円 |
審査スピード | 最短翌営業日以降 |
融資スピード | 最短翌営業日以降 |
WEB完結 | 可能 |
出典:https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/loan/card/index.html
申し込み対象者の条件
みずほ銀行カードローンを申し込みできる人の条件には、下記が定められています。
- 契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方
- 安定した収入が継続してある方
- 保証会社の保証を受けられる方
外国人の方は、永住許可を受けていることが条件です。また、カードローンの利用にはみずほ銀行の普通預金口座を持っている必要があるため、みずほ銀行に口座を持っていない場合は審査完了後に開設しましょう。
金利について
金利は実質年率2.0%~14.0%です。なお、適用金利は利用限度額により異なります。
下記表に利用限度額と金利をまとめているため、契約を検討する際の材料として参考にしてみてください。
利用限度額 | 基準金利 |
10万円以上100万円未満 | 実質年率14.0% |
100万円以上200万円未満 | 実質年率12.0% |
200万円以上300万円未満 | 実質年率9.0% |
300万円以上400万円未満 | 実質年率7.0% |
400万円以上500万円未満 | 実質年率6.0% |
500万円以上600万円未満 | 実質年率5.0% |
600万円以上800万円未満 | 実質年率4.5% |
800万円 | 実質年率2.0% |
金利特典について
みずほ銀行の住宅ローンも利用している場合、基準金利から実質年率0.5%を引き下げる特典を用意しています。
特典が適用された場合の金利は、下記の表にてご確認ください。
利用限度額 | 金利 |
10万円以上100万円未満 | 実質年率13.5% |
100万円以上200万円未満 | 実質年率11.5% |
200万円以上300万円未満 | 実質年率8.5% |
300万円以上400万円未満 | 実質年率6.5% |
400万円以上500万円未満 | 実質年率5.5% |
500万円以上600万円未満 | 実質年率4.5% |
600万円以上800万円未満 | 実質年率4.0% |
800万円 | 実質年率1.5% |
みずほ銀行カードローンの審査
カードローンを利用するにあたり、必ず所定の審査が実施されます。
審査難易度が気になる人も多いかもしれませんが、一般的に審査基準は公表されていないため、残念ながら判断することはできません。
しかし、申し込み対象となる条件から、ある程度のラインを見極めることができます。改めて、申し込み条件は下記です。
- 契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方
- 安定した収入が継続してある方
- 保証会社の保証を受けられる方
雇用形態については特に記載されていないため、アルバイトやパートの人も申し込み対象者に含まれます。よって、審査難易度は厳しいものではないという見方もできるでしょう。
みずほ銀行カードローンの審査期間
審査に要する期間については、申し込み方法によって異なります。下記が各申し込み方法の審査期間です。
申し込み方法 | 審査期間 |
インターネット | 翌営業日以降 |
店頭 | 翌々営業日以降 |
郵送 | 申込書到着後、翌々営業日以降 |
電話 | 申込受付後、翌々営業日以降 |
上記から、最も審査期間が短いのはインターネットからの申し込みだと分かります。
問い合わせ先
みずほ銀行カードローンの商品内容や借入残高などは、以下に示すカードローン専用ダイヤルにて確認できます。ただし、審査状況については確認できないため、ご注意ください。
電話番号 | 0120-324-555 |
受付時間※ | 平日9:00~20:00 |
※12月31日~1月3日、祝日・振替休日は休み
審査に落ちる原因
みずほ銀行カードローンでは審査基準が公表されていないため、審査に落ちてしまった際の正確な理由を知ることはできません。しかし、一般的には審査落ちをする原因として、下記のような内容が考えられます。
- 収入が安定していない
- 過去に金融事故を起こしている
- 他社からの借り入れが多い
①収入が安定していない
収入が安定していなければ、審査で返済能力が乏しいと判断される可能性が高いため、審査落ちとなる場合があります。
毎月しっかりと安定した収入を確保していることが重要であることを理解しておきましょう。
②過去に金融事故を起こしている
自己破産や個人再生などの債務整理をしたことがある場合、金融事故情報として個人信用情報機関に登録されてしまいます。
カードローンの審査時には、個人信用情報機関に問い合わせて申込者の情報を調査するため、事故情報があると審査に通過することは難しいでしょう。
なお、個人信用情報機関に登録されると、カードローンの審査に限らず一定期間はクレジットカードの作成などもできなくなります。
③他社からの借り入れが多い
他社からの借り入れが多い人も要注意です。多重債務の状態となっていると、他者への返済に追われて返済が滞るのではないかと判断されてしまうかもしれません。
したがって、申し込みをする際は他社からの借り入れはできるだけ減らしておく方が望ましいでしょう。完済できる場合は、申し込み前に完済しておくことがおすすめです。
みずほ銀行カードローンへの申し込み方法
みずほ銀行カードローンへの申し込みには、下記のような方法があります。
- パソコン
- スマートフォン
- 郵送(メールオーダー)
- 電話
- 店舗
①パソコン・スマートフォン
パソコン・スマートフォンからの申し込みは、24時間受け付けています。
申し込みフォームに必要な情報を入力するだけで手続きが進められるため、都合の良いタイミングで申し込みをしてみてください。
②郵送(メールオーダー)
みずほ銀行に備え付けのメールオーダーにより、郵送で申し込みをする方法です。メールオーダーによる郵送申し込みには、下記の書類を同封してください。
- カードローン申込書
- 本人確認書類のコピー
- 本人の年収を確認できる書類のコピー
近くに店舗がある場合やパソコン操作が苦手な人は、ぜひ郵送での申し込みも検討してみてはいかがでしょうか。
③電話
電話での申し込みは、下記の専用ダイヤルに連絡して手続きを進めましょう。
電話番号 | 0120-324-555 |
受付時間 | 平日9:00~20:00 |
④店舗
最寄りのみずほ銀行でも申し込みができます。店舗で申し込む際は、下記を忘れずに持参しましょう。
- 印鑑
- 本人確認書類のコピー
- 本人の年収を確認できる書類のコピー
店舗の位置は公式サイトにて簡単に検索できるため、近くにあるかを調べてみてください。
申し込み時の必要書類
申し込みの際は、本人確認書類が必要です。場合によっては収入証明書類の提出も求められるため、ここで有効な書類を確認しておきましょう。
本人確認書類
本人確認書類として有効なものは、下記の書類です。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート(写真および住所のページ)
- 各種健康保険証(被保険者および被扶養者のページ)
- 印鑑証明書
- 住民票
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 住民基本台帳カード
氏名・住所・生年月日が記載されているもののみ有効です。外国人の方は、永住許可を受けていることが確認できる書類を提出してください。
収入証明書類
希望する利用限度額が50万円以上の場合は、本人の年収を確認できる書類が必要です。有効な収入証明書類には、下記のようなものがあります。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書または課税証明書
- 納税証明書(その1、その2)
個人事業主・会社経営者の方は、住民税決定通知書・課税証明書・納税証明書のいずれかに限られるためご注意ください。
みずほ銀行カードローンの返済額
毎月の返済額は、前月10日の利用残高に応じて決められます。
2012年7月31日以降に契約の締結または変更を行い、かつ利用限度額が200万円以上の場合と、それに該当しない場合とで返済額は異なります。
該当日※以降に契約の締結または変更をし、利用限度額が200万円以上の場合
※2012年7月31日
前月10日の利用残高 | 毎月の返済額 |
2,000円未満 | 前月10日現在のご利用残高 |
2,000円以上20万円以下 | 2,000円 |
20万円超40万円以下 | 4,000円 |
40万円超 | ご利用残高が20万円増すごとに2,000円を追加 |
上記に該当しない場合
前月10日の利用残高 | 毎月の返済額 |
2,000円未満 | 前月10日現在のご利用残高 |
2,000円以上10万円以下 | 2,000千円 |
10万円超20万円以下 | 4,000千円 |
20万円超 | ご利用残高が10万円増すごとに2,000円を追加 |
返済シミュレーション
みずほ銀行カードローンの公式ホームページには、下記をシミュレーションできる機能が用意されています。
- 返済金額
- 返済期間
- 返済回数
必須項目に数字を入力するだけで自動で月々の返済額を計算してくれるため、手軽に返済計画を立てることが可能です。
シミュレーション結果はあくまでも目安ですが、完済までの流れを把握するためにもぜひご活用ください。
みずほ銀行カードローンの借入・増額方法
借入をする際は、下記の方法があります。
- みずほダイレクト
- 提携ATM
①みずほダイレクト
みずほダイレクトでは、下記が利用可能です。
- インターネットバンキング
- モバイルバンキング
- テレホンバンキング
みずほダイレクトのアプリをダウンロードすれば、ログインの手間をかけずに簡単に残高の確認や銀行手続きなどが可能です。
アプリはiPhone・Androidともに無料でダウンロード可能なため、ぜひご活用ください。
②提携ATM
身近にある提携ATMにて、手軽に借り入れができます。利用できる主な提携ATMは下記の通りです。
- みずほ銀行ATM
- コンビニATMイーネット
- ローソンATM
- セブン銀行ATM
各提携ATMで利用可能時間が異なりますので、事前に確認し把握しておきましょう。
増額方法
みずほ銀行カードローンでは、カードローンに再申し込みをすることによって利用額の増額が可能です。
再申し込みはパソコン・スマートフォンのほか、下記のみずほ銀行カードローン専用ダイヤルや最寄りのみずほ銀行店頭での申し込みも可能です。
電話番号 | 0120-324-555 |
受付時間 | 平日9:00~20:00 |
12月31日から1月3日・祝日・振替休日は利用できないため、ご注意ください。
みずほ銀行カードローンの返済方法
みずほ銀行カードローンの返済方法は下記の通りです。
- 自動引き落とし
- 提携ATMでの任意返済
- みずほダイレクトでの任意返済
- 一括返済
①自動引き落とし
前月10日現在の利用残高に応じて、毎月10日に残高スライド方式によって返済用普通預金口座から引き落としされます※。
なお、引き落としは返済日当日の夜間に実施されます。したがって、毎月返済日の前日までには口座に入金しておいてください。
※ 銀行休業日の場合は翌営業日
②提携ATMでの任意返済
都合に合わせて、提携ATMにて随時返済できる方法です。返済できる主な提携ATMは、下記があります。
- みずほ銀行ATM
- コンビニATMイーネット
- ローソン銀行ATM
- セブン銀行ATM
③みずほダイレクトでの任意返済
パソコンまたはスマートフォン、固定電話等からでも返済が可能です。以下の時間帯はサービスの利用ができないためご注意ください。
- 土曜日 22時~翌日曜日8時
- 第1・4土曜日 3時~5時
- 23時50分~翌00時10分
④一括返済
残高の一括返済は、みずほ銀行の店頭で手続きを行うことができます。取引店以外のみずほ銀行でも対応可能なため、最寄りのみずほ銀行にて申し出ましょう。
なお、インターネット支店を利用している人は、みずほダイレクトヘルプデスク※へご連絡ください。
※0121-3242-99[5]/平日9:00~17:00
返済に遅れた場合
返済期日に遅れた場合は、入金が確認されるまでカードローンの利用ができません。また、返済遅延損害金として実質年率19.9%の金利がかかります。
返済期日に遅れることがないよう、余裕を持ってお金を準備しておきましょう。
みずほ銀行カードローンの自動融資サービス
みずほ銀行では、普通預金口座の残高が不足していて引き落としができない時、カードローン口座から自動で入金される「自動融資サービス」を提供しています。
まとめ
この記事では、みずほ銀行カードローンの返済額や返済方法、増額方法などを解説しました。みずほ銀行カードローンには借り入れや返済も方法が複数あり、使い勝手が良さが特徴です。
審査基準は公表されていないため、審査の難易度は分かりません。しかし、申し込み条件を見る限りでは雇用形態に制限がないことからも、比較的幅広い人をターゲットにしているという見方も可能です。
申し込む際は、審査に落ちる原因として考えられるものを把握し、少しでも良い印象を与えられるようにしましょう。
借入方法・返済方法にも複数の手段が用意されているため、ぜひみずほ銀行カードローンのカードローンを検討してみてください。
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