
カードローンは、手軽に現金を借り入れできる便利なサービスです。しかし、複数から借り入れしていると管理が難しくなり、返済漏れに繋がる可能性があります。
管理を楽にしたい方は、一つにまとめることが得策でしょう。複数のカードローンをまとめると、管理が楽になるだけではなく嬉しいメリットもあります。
そこで今回は、カードローンをまとめる方法やおすすめのおまとめローンをはじめ、メリット・デメリットや審査について紹介します。
おすすめのおまとめローン
まずはおすすめのおまとめローンをピックアップし、特徴について解説していきます。
プロミス
申込条件 | 年齢20歳以上65歳以下のご本人に安定した収入のある方 |
利用限度額 | 300万円 |
金利(実質年率) | 6.3%~17.8% |
遅延利率(実質年率) | 20.0% |
資金使途 | 他の貸金業者からの借入金返済に限る |
担保・保証人 | 不要 |
出典:https://cyber.promise.co.jp/Pcmain/APD67Control/APD67008
特徴1:返済日の選択肢が複数
プロミスのおまとめローンでは、返済日を下記から選択できます。
- 5日
- 15日
- 25日
- 末日
利用者の都合に合わせて選びやすい点は、契約するうえでのメリットといえるでしょう。
特徴2:主婦や学生でも申し込み可能
申し込み可能な人の条件として、下記が定められています。
- 年齢が20歳以上65歳以下であること
- 本人に安定した収入があること
上記を満たしていれば、主婦や学生でも申し込みが可能です。
特徴3:申し込み方法が豊富
プロミスのおまとめローンは、下記の申し込み方法があります。
- 自動契約機
- お客様サービスプラザ(店頭窓口)
- プロミスコール(電話)
なお、契約手続きは自動契約機かお客様サービスプラザ、または郵送のいずれかです。
アコム
※:18,19歳の方は契約に至りづらい可能性がございます。また、収入証明書のご提出が必要になりますので、ご準備をお願いいたします。
申込条件 | 申込条件:20歳以上69歳以下の安定した収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方 |
利用限度額 | 300万円 |
金利(実質年率) | 7.7%~18.0% |
遅延利率(実質年率) | 20.0% |
資金使途 | 貸金業者債務の借換え |
担保・保証人 | 不要 |
出典:https://www.acom.co.jp/lineup/borrow/
特徴1:貸金業者からの借入債務をまとめられる
アコムのおまとめローンは、貸金業者からの債務のみが対象です。つまり、銀行からの借り入れやクレジットカードのリボ払いはまとめられません。
特徴2:まずはフリーコールに電話
利用する際は、まず下記フリーコールに電話をしてください。
なお、必要書類は本人確認書類と収入証明書です。下記に一例をまとめています。
本人確認書類 | 収入証明書 |
|
|
必要書類を持参したうえで、店頭窓口もしくは自動契約機(むじんくん)にて申し込みをしてください。
特徴3:最長13年7ヶ月もの期間利用できる
最長で13年7ヶ月もの期間利用できます。そのため、毎月の負担額を抑えて返済していくことが可能です。
しかし、完済までの期間が長いと総返済額が多くなる場合もあるため、きちんとシミュレーションをしたうえでご活用ください。
アイフル
申込条件 | 満20歳以上69歳までの、定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方 |
利用限度額 | 800万円 |
金利(実質年率) | 3.0%~17.5% |
遅延利率(実質年率) | 20.0% |
資金使途 | 貸金業者・銀行ローン・クレジットカードのリボなどの借入金返済 |
担保・保証人 | 不要 |
出典:https://www.aiful.co.jp/borrow/products/combine/
特徴1:銀行の借り入れやリボもまとめられる
アイフルのおまとめローン「おまとめMAX」では、貸金業者からの借り入れだけでなく、銀行のカードローンやクレジットカードのリボも対象です。
そのため、さまざまな借り入れを一つにまとめることができ、管理が一気に楽になります。
特徴2:WEBで申し込みが完結する
WEB完結による申し込みが可能なため、周囲にバレにくい点も特徴です。
カードや郵送物なしで利用できることから、プライバシーへの配慮も整っています。
特徴3:おまとめMAXは総量規制の例外商品
総量規制とは、年収の3分の1以上は借り入れできないと定められている法律です。アイフルは貸金業者なので本来は総量規制の対象ですが、おまとめMAXは総量規制の例外商品となります※。
※参照https://www.aiful.co.jp/faq/products/detail95/
東京スター銀行
申込条件 | 申し込み時の年齢が満20歳以上満65歳未満で年収200万円以上の方 |
利用限度額 | 1,000万円 |
金利(実質年率) | 12.5% |
遅延利率(実質年率) | 14.6% |
資金使途 | 無担保個人向けローンのお借り換えおよびおまとめ |
担保・保証人 | 不要 |
出典:https://www.tokyostarbank.co.jp/products/loan/unsecured_refinance/
特徴1:仮審査は最短3日
申し込みは来店不要で、インターネットにて受け付けています。また、最短3日で仮審査が完了しますので、スピーディーな対応も特徴です。仮審査の前に、下記条件を満たしているかをチェックしておきましょう。
- 融資時の年齢が満20歳以上65歳未満
- 前年度の税込年収が200万円以上
- 給与所得者で正社員・契約社員・派遣社員の方
- 過去に債務整理や自己破産をしていない
- 現在利用中のローンを延滞していない
- 過去6ヶ月以内に東京スター銀行のローン審査で否決されていない
特徴2:融資を受けられるか事前に診断できる
年収と申し込み金額を入力すると、利用可能か否かを瞬時に診断してくれます。利用可能と診断された場合は、「今すぐお申し込み」という緑色のタブから手続きを進めましょう。
特徴3:公式ホームページに返済額の試算を表示
毎月の返済額がどれくらいになるかを試算したものが、公式ホームページに掲載されています。毎月の返済額をいくつかピックアップしてご紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
おまとめ借り入れ額 | 毎月のご返済額 |
50万円 | 7,318円 |
100万円 | 14,637円 |
200万円 | 29,275円 |
300万円 | 43,912円 |
400万円 | 58,550円 |
500万円 | 73,188円 |
600万円 | 87,825円 |
700万円 | 102,463円 |
800万円 | 117,100円 |
900万円 | 131,738円 |
1000万円 | 146,376円 |
新生銀行グループ NO LOAN
申込条件 | 20歳~70歳までの安定収入のある方 |
利用限度額 | 400万円 |
金利(実質年率) | 10.5%~18.0% |
遅延利率(実質年率) | 20.0% |
資金使途 | 他社返済 |
担保・保証人 | 不要 |
出典:https://noloan.com/shohinsetumei/karikayell/
特徴1:アルバイトやパートの人も申し込み可能
年齢が20歳から70歳で、安定した収入があればアルバイトやパートの人でも申し込み可能です。
特徴2:毎月の最小返済額を公表
毎月の最小返済額は、契約金額の2.0%から3.0%の範囲内です。なお、利用者との相談により設定されます。
例えば、契約金額が50万円の場合、月々の返済額は以下のように異なります。
2.0% | 10,000円 |
2.2% | 11,000円 |
2.4% | 12,000円 |
2.6% | 13,000円 |
2.8% | 14,000円 |
3.0% | 15,000円 |
特徴3:貸金業者からの借り入れが対象
おまとめの対象は貸金業者からの借り入れとなる、消費者金融やクレジットカードのキャッシングなどです。複数から借り入れがある場合は、一つにまとめて管理がしやすい体制を整えましょう。
カードローンをまとめるメリット
カードローンをまとめるメリットとして、下記が挙げられます。
- 金利を下げられる場合がある
- 返済日が一つになるため漏れ防止に繋がる
金利を下げられる場合がある
複数からの借り入れをまとめることで、今よりも金利を下げられる可能性があります。
今の金利が高く毎月の返済が厳しいと悩んでいる人は、ぜひおまとめローンを検討してみてください。
返済日が一つになる
複数から借り入れをしていると、返済日がそれぞれのサービス毎に分かれている場合があります。
おまとめローンで一つにまとめることで管理がしやすくなるので、きちんと期日までに返済をして完済を目指す計画も立てやすくなるでしょう。
カードローンをまとめるデメリット
おまとめローンは、複数の借り入れを一つにまとめることで金利を下げる、返済日を一つにして管理が楽になるというメリットがあります。しかし、一方で下記のようなデメリットも挙げられるため、ご注意ください。
- 金利がほぼ変わらないもしくは上がる可能性がある
- 総支払額が高くなる場合がある
金利が下がらない可能性
おまとめローンを利用すると、必ずしも金利が下がるとは限りません。契約する金融機関によっては、結果的に金利が大して変わらない、あるいは少し高くなってしまう可能性も考えられます。
申し込み前には、事前にリサーチしておくことをおすすめします。
総支払額が高くなる可能性
たとえおまとめをして金利が下がったとしても、返済期間が長くなれば返済総額が高くなる可能性もゼロではありません。
金利ばかりを気にするのではなく、返済期間も含めて今よりも返済が楽になるかを調査してください。
審査なし・審査が甘いおまとめローンはある?
おまとめローンを利用するときは、必ず審査が実施されます。中には審査に落ちてしまうのが心配な人も多いかもしれません。
消費者金融や銀行などの金融機関は、貸し倒れのリスクを防ぐためにきちんと審査を行っています。また、審査基準も公表されていません。
カードローンをまとめたい人によくある質問
※事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。
まとめ
この記事では、カードローンをまとめる方法やメリットなどを解説しました。複数ある借り入れをそのままにしておくと、お金の管理が大変なため返済漏れに繋がるリスクがあります。
また、金利が高いと悩んでいる人は、おまとめすることで今よりも下げられるかもしれません。
今回ご紹介したように、銀行のカードローンや消費者金融でもおまとめサービスを提供しているため、ぜひご検討ください。